◇ |
注文書を手動でファックスしており自動送信にして省力化することを考えているが、将来はメール自動送信に切り替え通信費を削減したい。
【E-Mail基本モジュール + FAXモジュール】 |
---|---|
◇ |
System i の基幹システムからダウンロードした注文データをExcelにしてメール送信し、取引先から返信された受注確認データを基幹システムに入力する一連の処理を自動化したい。
【E-Mail基本モジュール + アップロードオプション】 |
◇ |
System i のラインプリンターから出力されている注文書を、担当部署のWindowsプリンターから直接印刷したい。
【E-Mail基本モジュール + 印刷・保存オプション】 |
◇ |
既にFAXサーバーを使った自動送信を運用中だが、新しいハードウェアへの対応の必要から後継のFAXサーバーソフトウェアを探している。
【FAXモジュール】 |
◇ |
System i の売上データをエミュレーターのデータ転送でWindowsのファイルサーバーに保存しているが、バージョンによる挙動の違いに煩わされたくない。
【E-Mail基本モジュール + 印刷・保存オプション】 |
E-Mail基本モジュール: ¥475,000(税抜)~
FAXモジュール: ¥1,330,000(税抜)~ |
【ビジュアルな帳票を送信】 E-Mail 基本モジュール
System i (AS/400)では出力するのが難しかった、 カラー、罫線、ロゴ、文字装飾等を、使い慣れたExcelでデザインしたテンプレートを作成する事により、 System i (AS/400)からExcelファイルを作成し送信します。 |
|
【データ印刷・保存】 E-Mail 印刷・保存 オプション
System i (AS/400)からFREE MAIL Plus 専用サーバーを介して作成された各種帳票やデータを、 既存の社内LAN上で共有化及びプリンター出力を行う事ができます。 |
|
【双方向EDI】 E-Mailアップロード オプション
取引先からのメールに添付されたデータを、 FREE MAIL Plus 専用サーバーを介して自動でSystem i (AS/400)へアップロードし、処理結果を返信する事により、 スピーディーに実現する事ができます。 |
機能比較表 | E-Mail&FAX セット |
A社製品 | B社製品 | |
E-Mail基本モジュール | ||||
本文 スプールファイルから単純にE-Mail送信 |
○ | ○ | △※1 | |
Excelファイルの添付 System iのデータをExcelファイルにして添付送信 |
○ | ○ | △※1 | |
PDFファイルの添付 スプールファイルのイメージをPDFに変換して添付送信 |
○ | ○ | △※1 | |
APWを使ったイメージの添付 スプールファイルのイメージにAPWでの罫線等をオーバーレイして の添付送信 |
○ | × | △※1 | |
添付ファイルの圧縮 | ○ | ○ | △※1 | |
アップロードオプション | ||||
E-Mail受信とアップロード メールボックスを監視して受信とSystem iへのアップロード |
○ | ○ | × | |
印刷・保存オプション | ||||
印刷 添付ファイルを送信すると同時にプリンターで印刷 |
△※2 | ○ | ○ | |
保存 添付ファイルを送信すると同時にサーバーへ保存 |
△※2 | △※2 | ○ | |
FAXモジュール | ||||
送信モジュール スプールファイルイメージをFAX送信 |
○ FAXボード 標準装備 |
○ FAXボード 別売 |
○ FAXボード 別売 |
|
APWを使ったイメージの添付 スプールファイルのイメージにAPWでの罫線等の オーバーレイしてのFAX送信 |
○ | × | ○ |
※1:手動送信機能 | ||||
※2:別売オプション機能 | ||||
ハードウェア要件 | Power System i (AS/400) 全モデル |
---|---|
ソフトウェア要件 | OS:OS/400 V4R5M0以降 Power System i (AS/400)をFTPサーバーとして、ファイル転送可能な環境が必要となります。 |
ハードウェア要件 | Windowsが稼働するDesktop/Laptop PC又はServer ※FAX機能を使用する場合はDeskTopPCが必要となり、FAXボードを取り付ける必要があります。 |
---|---|
ソフトウェア要件 | OS:Windows10,WindowsServer 2012 R2,WindowsSever 2016, WindowsServer 2019 Excelファイルとのマージ機能を利用するには、FREE MAIL Plus専用サーバーに Excel2007以上の導入が必要です。 |
TruFax200-R | 回線種別:アナログ 回線数:2 回線 通信速度:14.4Kbps 用紙サイズ:A4 インターフェース:Lowprofile PCI/PCI Express |
---|---|
TR1034+E2-2L-R | 回線種別:アナログ 回線数:2 回線 通信速度:33.6Kbps 用紙サイズ:A4,B4,A3 インターフェース:Lowprofile PCI Express |
TR1034+E4-4L-R | 回線種別:アナログ 回線数:4 回線 通信速度:33.6Kbps 用紙サイズ:A4,B4,A3 インターフェース:Lowprofile PCI Express |
メールサーバー | 外部メールサーバーも接続可能 FREE MAIL Plus専用サーバーからの要求をSMTPサーバーに中継許可する設定が必要となります。 |
---|---|
電話回線 | FAX機能を使用する場合に必要となります。 |
Q1. | FREE MAIL Plusの特徴はなんですか? |
---|---|
A. | 従来郵送したり、手動でFAX送信していた各種帳票類をメールで送信したり、IBM i (AS/400) のスプールファイルから直接FAX送信する事が可能になります。 通信コストや紙資源削減に多大な効果が期待出来ます。 |
Q2. | デモを見る事はできますか? |
A. | 当社施設内でデモ環境をご用意しています。 日程等詳細につきましては、お気軽にご相談ください。 |
Q3. | ハードウェア構成はどのようになりますか? |
A. | E-MAILモジュール、FAXモジュールともにPower System(AS/400)と送信用PCとしてWindows 7/10またはWindows Server 2008/2012が稼動するFREE MAIL Plus専用サーバーが必要です。 E-MAILモジュールの場合はその他にメールサーバー(SMTP/POP3)が必要になります。FREE MAIL Plus専用サーバーからのメールが送信可能であれば、社内のサーバーでも社外(プロバイダー)のものでも構いません。 また、FAXモジュールの場合はFAXボードが必要になりますが、FAXボードを合わせてご提案いたしますので、お客様にご用意していただく必要はございません。 |
Q4. | ソフトウェア構成はどのようになりますか? |
A. | IBM i (AS/400)とFREE MAIL Plus専用サーバーにFREE MAIL Plusのソフトウェアをインストールします。 E-MAILモジュールでExcelファイルやPDFファイルを作成する場合はそれぞれのソフトウェアが必要になります。 |
Q5. | バージョンの低いOS/400でも稼働しますか? |
A. | FREE MAIL Plusは現在、V4R5M0以上V7R3M0までのIBM i(OS/400,i5/OS)で稼働確認済です。 V4R5M0未満のOS/400をお使いのお客様への導入もご相談に応じます。 |
Q6. | 使用中のIBM i (AS/400)はP20なのですが、製品の価格はプロセッサーグループによって違いますか? |
A. | 2015年8月に価格体系の見直しを行い、プロセッサーグループごとの価格になりました。金額については、当社営業担当までお問い合わせください。 |
Q7. | 納期はどの位かかりますか? |
A. | ソフトウェア媒体の納品と現地導入作業に分かれます。E-MAIL基本モジュールと各オプションの媒体は注文書を頂いてから1週間程度で納品可能です。FAXモジュールの媒体は、FAXボードの手配に時間がかかりますので、納品まで3週間程度いただく場合がございます。導入作業を当社技術員が行う場合にはスケジュール調整をいたしますのでご相談ください。 |
Q8. | 保守契約の形態はどうなりますか? |
A. | お客様と当社、あるいはパートナー会社様と当社のどちらでも契約可能です。 保守契約期間は1年間ですが、初年度は特別サポート期間として60日間は無償で保守をさせていただきます。 |
Q9. | FREE MAIL/400 と FREE MAIL Plus の違いは何ですか? |
A. | FREE MAIL/400はIBM i (AS/400) から出力される帳票等を自動でメール送信するパッケージです。また、特定のメールボックスを監視し受信したメールの本文や添付ファイルを自動でIBM i (AS/400) へアップロードすることができます。 FREE MAIL PlusはFREE MAIL/400のメール送受信機能はそのままに、FAX送信機能をプラスしたパッケージです。 |
Q10. | 送信用PC(FREE MAIL Plus 専用サーバー)にはどの程度のスペックが必要ですか? |
A. | Windowsが安定稼働するPCまたはサーバーであれば問題ありませんが、ExcelファイルやPDFファイルを添付して送信する場合は4GB以上のメモリー搭載を推奨しています。 FAX送信を行なう場合はFAXボードを利用しますのでPCI Expressロープロファイルの空スロットが必要です。 |
Q11. | 送信用PC(FREE MAIL Plus 専用サーバー)を業務端末として併用できますか? |
A. | 専用端末としてご用意ください。送信中にキーボードやマウスの操作、またはバックグラウンドの処理により送信に悪影響を及ぼす事が懸念さるためです。 |
Q12. | メールに添付できるファイル形式には、どのようなものがありますか? |
A. | Excel、PDF、テキスト(CSV,TSV)、TIF、BMP、JPEG等の各種ファイル形式をサポートしていますので、ご利用の形態に合わせてお使いいただけます。 なお、Excelファイル、PDFファイルをご利用の際には、別途ソフトウェアが必要になりますのでご注意ください。 |
Q13. | Excelファイルを作成してメールに添付して送信する事はできますか? |
A. | IBM i (AS/400)では出力が難しかったカラー、罫線、ロゴ、装飾文字等を使い慣れたExcelでデザインし、書式ファイルとして利用する事で、簡単にIBM i (AS/400)のデータをマージしたExcelファイルを送信する事が出来ます。 |
Q14. | Excelファイルを作成するときにパスワードを設定する事はできますか? |
A. | できます。シートへの書き込みを禁止する「シート保護」、ブックのオープンを規制する「オープン保護」、書き込みを規制する「書込み保護」、シートの追加や削除を規制する「ブック保護」をパスワードを設定して利用する事ができます。 |
Q15. | メールに添付するファイルにバーコードを貼りつけて送信することはできますか? |
A. | 作成する添付ファイル形式によって2通りあります。 1つはAPWと同様のコマンドを使ってPDF・TIFファイルなどの添付ファイルを作成する形式(イメージ変換機能と呼んでいます)です。 この形式ではCode39バーコード・QRコードを貼りつける事が出来ます。 もう1つは、Excel書式ファイルにデータをマージして添付ファイルを作成する形式(Excelマージ機能と呼んでいます)です。 この形式ではCode39・Code128・JAN・NW-7・ITF・QRコードが利用できます。 |
Q16. | 受信したメールのデータを基幹システムに自動で取り込む事はできますか? |
A. | オプションの「E-Mail アップロード オプション」をご購入いただきますと可能です。メールボックスを監視して自動でIBM i (AS/400)へメールの本文や添付ファイル(Excel、テキスト)をアップロードする事が可能です。 また、アップロード後IBM i (AS/400)のプログラムを起動する事ができますので、データをすぐに基幹システムに反映する事が可能です。 |
Q17. | 導入作業にはどの位の時間がかかりますか? |
A. | 標準的な構成・作業で丸一日程度です。送信用PC(FREE MAIL Plus 専用サーバー)の台数や回線数で多少異なります。 |
Q18. | メールの送信先アドレスの登録はどの様にすればよいですか? |
A. | メールの送信先アドレスは、送信要求スプールファイルの中に記述します。一般的には基幹システムのマスターファイルに登録しておき、業務アプリケーションで読み込み、スプールファイルに出力します。 例)//MAIL TO ABC@IDCLTD.CO.JP //MAIL CC DEF@IDCLTD.CO.JP //MAIL BC GHI@IDCLTD.CO.JP |
Q19. | 現在FREE MAIL/400を使用中のユーザーですが、FREE MAIL Plusへ移行する場合の注意点はありますか? |
A. | FREE MAIL PlusはFREE MAIL/400をアップグレードしたパッケージです。FREE MAIL/400とは上位互換性がありますのですぐに移行していただけます。 FREE MAIL/400の各バージョンで追加された主な機能は下記をご覧ください。 Ver3.0.6 Excelマージ機能 Ver3.2.0 イメージ変換機能、PCファイル添付機能 Ver4.0.0 添付ファイルの印刷・保存機能(印刷・保存オプション) Excelマージ機能のパスワード設定機能 Ver4.0.5 IBM i(AS/400)からのPCモジュール終了機能 Ver4.0.8 Excelマージ機能のクリア機能 FTP通信エラー処理継続機能 Ver4.1.0 SMTP認証(SMTP-Auth)機能 |
Q20. | メール送信時にエラーとなり送信できなかった事を知る方法はありますか? |
A. | IBM i (AS/400)側のセッションで送信履歴がご覧になれます。 処理結果にSNTXXXXXXXのコードが表示されている場合は送信が完了しています。 SNTに続く7桁のコードが0000000以外の場合には何らかの理由により「意図しないものが送信された」可能性があります。 ERRで始まるコードが表示されている場合は送信できない事象が発生しメールは送信されていません。 なお、エラーが発生した場合にはエラーのレベルにより様々な通知方法がありますので、マニュアルの「第三章サーバー側のプログラムの環境設定」「FREE MAIL Plus情報の設定」及び「エラー情報の設定」をご参照下さい。 |
Q21. | メールに添付するExcelファイルにヘッダーとして会社のロゴ(ビットマップ)を貼りつけたものを100ページ用意しデータをマージさせています。 データが3ページ程しかない時はそのページ以降のロゴ等は余計なので消したいのですが、何か良い方法はありますか? |
A. | ページ最後のデータにキーワード「//END !DEL XX」を指定することでセルのデータや書式を始めビットマップやオートシェイプなどのオブジェクトをクリアすることが出来ます。 また、「!DEL」の後ろのパラメータ「XX」を省略した場合は「環境設定」「FREE MAIL Plus情報」タブの「Excelマージ機能」項目の「セルデータをクリア」「オブジェクトをクリア」の設定に従いクリアを行ないます。 詳細はマニュアルの「第三部アプリケーション開発マニュアル」「第二章制御パラメータの詳細」「ATプロパティ」<拡張指定-Excelへのマージ>を参照して下さい。 |
Q22. | まれに通信状況が悪くなりPCモジュールがエラーで止まっています。 ログには「IBM i との通信(FTP)異常が発生しました。」と書かれています。 いつ通信状況が悪くなるか予測できないので自動で復旧させたいのですが、回避方法はありますか? |
A. | 「環境設定」「System i情報」タブの「System i との通信エラー」項目のチェックマークをONにする事で、リトライ回数を超えても通信エラーとはせずに処理を最初から開始します。 |
Q23. | IBM i (AS/400)側のプログラムが起動しません。 どうすればいいですか? |
A. | このプログラムは機械のシリアル番号を元にしたライセンスキーを参照しています。 ライセンスキーとシリアル番号が一致していないと考えられますので、当社までご連絡ください。 |
Q24. | リクエストしたメールの送信結果を「メール送信履歴照会」で確認したところ数分経っても送信中(処理結果:RDY0000000)のままで、メール送信が行われていないようなのですが、どのような原因が考えられますか? |
A. | IBM i とFREE MAIL Plus 専用サーバーとのFTP通信が切断されている可能性があります。 FTPの接続を確認してください。 |
Q25. | 「IBM i 側プログラムが起動できませんでした。通信状況を確認してください。」のメッセージが表示されるのですが? |
A. | IBM i (AS/400)をFTPサーバーとした時の設定の誤りが考えられます。 CHGFTPAのパラメーターを再度確認してください。 |
Q26. | Excelファイルにデータをマージ添付して送信要求をし、正常に終了しましたが送られたのはテンプレートのみでデータが入っていません。何が悪いのでしょうか? |
A. | マージするデータの各レコードには最低1つのタブキャラクターコードが必要です。 すべてのレコードにタブキャラクターコードが入力されていることを確認してください。 FREE MAIL Plus Ver1.1.1以降ではタブキャラクターコードがないデータはExcelシートの1列目のセルにマージします。 |
Q27. | ExcelファイルにデータをマージしさらにPDFに変換添付して送信するように要求したが、「添付ファイルが見つからない」とのメッセージが表示されるのですが? |
A. | データが入力されていないワークブックは出力されません。そのため、PDFファイルも作成されずこのような現象が発生します。 |
Q28. | 「SMTPサーバーへの接続エラー」と表示されて、メール送信が出来ないのですが? |
A. | 送信用PC(FREE MAIL Plus 専用サーバー)とSMTPサーバーの接続に問題が発生していると考えられます。 送信用PC(FREE MAIL Plus 専用サーバー)のLANケーブルが外れていたり、ファイアウォールによりSMTPサーバーへの接続がブロックされていたり、SMTPサーバーが送信用PC(FREE MAIL Plus 専用サーバー)からのメールを拒否している等が考えられます。 |
Q29. | E-Mailアップロード オプションを利用していますが、監視のタイミングでエラー通知メールが複数送信されるのですが? |
A. | 監視対象(受信)アドレスと管理者アドレスと同じになっていませんか。 管理者アドレスに送信されたエラー通知メールが監視(受信)対象と認識され、再度エラー通知として送信されていると思われます。 いずれかのアドレスを変更する事によって回避可能です。 |
Q30. | 「添付ファイルのダウンロードに失敗しました。」と表示されメールが送信されないのですが? |
A. | 添付するデータをIBM i (AS/400)から送信用PC(FREE MAIL Plus 専用サーバー)にFTPでダウンロードすることができないというものです。 一番多い原因は、添付するデータの中に0Eと0F(シフトアウト文字とシフトイン文字)が対になっていないレコードがあることです。 コマンドプロンプトからftpサブコマンドを入力して、添付すべきファイルをget(ダウンロード)してみてください。 コマンドプロンプトからgetできない場合は、原因は添付すべきファイルの内容にあります。 |